家を購入する最初の一歩！購入の流れと手順

家の購入にあたって「何から始めたらいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか？
家の購入をスムーズに進めていくためには、必要な手続きやお金、売買契約、住宅ローンなど、購入の手順の全体像を把握しておくことが重要です。

この記事では、家の購入までの7つのステップを解説します。

【STEP1】どんな暮らしをしたいかをイメージする

まず、どんな暮らしをしたいのかをイメージして、希望の条件を整理します。
希望条件として考えておくべきことには、下記のような項目があります。

・学校や会社までのアクセス

・広さはどれくらい必要か

・何部屋必要か

・庭は必要か

・求める住宅性能

など。

希望条件をすべて出したら優先順位を付けましょう。

家を購入する際は、土地、建物以外にも様々な費用がかかります。諸費用や税金、家を取得した後のランニングコストやメンテナンスコストについても把握しておくことが大切です。

また、自分の年収では住宅ローンをいくらぐらい借り入れできるのかを調べましょう。住宅ローンを計算する方法は、主に下記の2つがあります。

年収に対して借入額が何倍であるか。一般的に住宅ローン審査に通りやすい年収倍率の目安は5〜7倍です。

返済負担率とは、年収に対して1年あたりの住宅ローン返済額が何割かを示したものです。住宅ローン審査に通りやすい返済負担率の目安は30〜35％以下です。

家には様々な種類があります。自分たちが重視したいことに合わせて物件の種類を選びましょう。

・「戸建て」or「マンション」

・「新築」or「中古」

→新築戸建ての場合・・・「注文住宅」or「建売住宅」

マンション、中古住宅、建売住宅の場合は、物件を探して実際に内見に行きます。希望条件に合う物件が見つかったら申込みをします。

注文住宅の場合は施工会社を探します。モデルハウスや完成見学会にも足を運んで、依頼先を決めましょう。

住宅ローンでは、本審査の前に事前審査に通らなければなりません。数日〜数週間程度かかるため、余裕を持って準備を行うことをおすすめします。

物件の種別によって契約の種類は異なりますが、売買契約や建築請負契約、住宅ローンの本契約など、各種契約を締結します。

すでに物件が完成している場合は、支払いの準備まで整ったら物件の引き渡しとなります。
建売住宅や注文住宅の場合は、建物が完成次第、物件の引き渡しを受けます。引き渡し前には、家の中に不備や気になるところがないかをチェックしましょう。

家を購入する際は、物件探しや業者選びから引き渡しまで、やるべきことが数多くあります。
購入までの全体の流れを把握した上で、ゆとりを持って準備を進めていきましょう。