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不動産購入時に値引きはできる?交渉のポイントを解説

不動産の購入で値引きしたいと考えているなら、事前に値引き交渉の方法を理解しておかなければなりません。
この記事では、不動産購入時の値引き交渉についてご紹介します。

 

 

値引き交渉のポイント

不動産価格は周辺エリアの不動産相場に大きく左右されます。
また、経済的な事情ですぐにでも現金化したいと売主の場合、相場より低めの値段を出すことが多く、反対に経済的に余裕のある売主は相場に対して強気な値段を出す場合があります。

値引き交渉の際には、モノサシとなる「相場」をしっかりと見極め、不動産会社に質問するだけではなく、周辺物件の坪単価などをじっくりと見比べてみることが重要です。

中古物件で値引きをするためには、交渉時にいくつかのコツを押さえておく必要があります。中古物件の値引き交渉のポイントは下記の5つです。

 

①周辺の物件相場を理解しておく

不動産価格は売主と買主の合意した金額で契約するため、周辺の物件の価格相場を理解していなければ、相場よりも高い金額で購入してしまう恐れもあります。
売出価格よりも成約価格の相場を調べることで、より具体的な数字で値引き交渉ができます。

 

②住宅ローン審査を行った上で交渉する

一般的には、売主に購入申し込みを行った後に住宅ローン審査を行いますが、人によっては住宅ローン審査に通過できない方もいます。住宅ローン審査を先に済ますと契約できる確率が高まります。

 

③売主と良好な信頼関係を築く

交渉前の内覧時などに売主と良好な信頼関係を築いておけば、値引き交渉も通りやすくなるでしょう。特に、価格交渉や契約前に内覧を行う際の態度やマナーに注意しましょう。

 

④値引きしてもらう代わりの条件を提示する

「契約日や引き渡し予定日は売主に合わせる」、「修繕やリフォーム費用は買主負担にする」など、値引きしてもらう代わりの条件を提示すれば値引き交渉が通りやすくなります。

 

⑤大幅な値引き交渉をしない

円滑な交渉を進めるためにも、大幅な値引き交渉をしないのもポイントです。値引き相場は、値引き額は物件価格の約1割程度が目安です。また、人気の物件であればあるほど、大幅値引きを交渉した段階で断られてしまうかもしれません。

 

値引き交渉に効果的なタイミング

◎媒介契約の更新間近

不動産会社に売却活動を依頼する場合、売主と不動産会社の間で「媒介契約」を結びます。
契約期間は3ヵ月とされているため、契約期間内に売れない場合は契約する不動産会社の変更等、次の策を考えなければなりません。そのため、媒介契約の更新間近であれば、値引き交渉がしやすくなります。

 

◎売主が値下げを検討し始める時期

媒介契約を締結してから2ヵ月半ほど経過しても物件の売却が見込めない時は、多くの不動産会社は売主に価格を下げる提案を持ちかけます。このタイミングは、値引き交渉がしやすくなります。

 

 

これから不動産の購入を考えている方は、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

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