初めて家の購入を検討する場合は、何から手をつけたらいいのか、誰に相談したらいいのか頭を悩ませることでしょう。
住宅ローンの組み方や家の建て方に関する疑問など、不明点はあらかじめ相談して解決することで納得のいく購入ができます。
この記事では、家を購入する際のアドバイザーの選び方や注意点を解説します。

家を購入する際の主な相談先

家を購入する際の主な相談先としては、下記の5つが挙げられます。

①ハウスメーカー・工務店

ハウスメーカーや工務店などの住宅会社の営業担当者は、オールマイティーに対応してくれます。まずは住宅展示場などに足を運び、モデルハウスを見て特徴を掴むのがおすすめです。
スタッフが駐在しているため、気になることがあればその場で質問することができ、間取りや予算に合った設計など、具体的にアドバイスをもらうことも可能です。

②不動産仲介業者

土地や建物の情報を多く扱っている不動産仲介会社でも、家の相談ができます。
特に家を建てる土地探しをする場合は、ハウスメーカーや工務店よりも不動産情報に詳しいかもしれません。すでに建築された住宅の情報なども教えてくれるため、地域の相場を把握したい方にもおすすめです。
ただし、土地や建物を購入する場合には仲介手数料などが発生するため、相談前に必ず費用について確認するようにしましょう。

③銀行

住宅ローンに関する相談は、提供している金融機関に相談するのがいいでしょう。
多くの金融機関で住宅ローンに関する無料のセミナーなどを開催しているため、住宅ローンや住宅購入の予算について知りたいという方は参加してみるのがおすすめです。

④不動産情報サイトなどの無料相談窓口

家にまつわる相談は、オンライン上でも無料で相談が可能です。
空いた時間を利用して簡単に相談申込みができます。中にはファイナンシャルプランナーなどの専門家が在籍していることもあるため、住宅ローンの内容や返済計画など、具体的な相談ができるのも魅力です。

⑤ファイナンシャルプランナー

お金や暮らしに関するさまざまな悩みについてアドバイスをくれるファイナンシャルプランナー（FP）にも、家の相談ができます。
特に住宅ローンの選び方や予算の決め方などにおいて、ライフプランに合わせて将来の出費を予想し、無理のない資金計画を提案してくれます。

家の相談をする際のポイントと必要な準備と注意点

家に関する悩みは専門家のアドバイスが必要になることがあるため、特定のハウスメーカーの営業担当者だけでなく、複数の相談先を候補に入れることがおすすめです。
専門家へ相談すれば、不動産に関する正しい知識や人それぞれに合った内容のアドバイスを受けられるため、効率よく正しい情報を集めやすくなります。

ただし、不動産に関する知識が浅いと悪徳業者に騙されてしまう可能性もあるため、自分たちでも住宅購入時のコツや見るべきポイントを理解しておくことが重要です。

ある程度情報が集まってきたら、住まいに求める条件や予算について整理し、担当者との相性も見極めながら相談先を絞っていくようにしましょう。質問したい内容はあらかじめ決めておくと相談がスムーズになります。

専門知識を持ったアドバイザーに相談することで、正しい情報を集めることができ、効率良く家の購入が進められます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。