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家を売ったら登記が必要?手続きの流れや必要書類について解説

家を売却する際は、家の所有者の名義を変更する登記手続きが必要です。
登記には不動産の所有権を照明する重要な役割があるため、正確かつ迅速に手続きを進めることが大切です。
この記事では、登記手続きの流れや必要書類について解説します!

 

 

家の売却における登記手続きとは?

家の売却における登記手続きには、「所有者移転登記」と「抵当権抹消登記」があります。

 

●所有者移転登記

建物や土地といった不動産には、持ち主を示す所有権者が必ず決まっています。
家の売却を行ったときには、単に物件の引き渡しをするだけでなく、所有権の移転登記(名義変更)を済ませなければなりません。不動産の所有権の移動を登録することで、不動産の権利が誰にあるのかが明示されるのです。

基本的に不動産の所有権は、法務省法務局の登記簿で管理されており、一般公開されています。誰でもその不動産の持ち主を確かめることができるため、所有権者を明らかにしておくことがトラブルの予防につながります。

 

●抵当権抹消登記

住宅ローンを組む際は、購入不動産を担保に入れる(抵当権を設定する)ことになります。
不動産売却では一般的に、売却代金でローンを完済します。完済しても自動的に抵当権がはずれるわけではないので、そこで、抵当権を抹消する登記をしなくてはなりません。 抵当権の抹消登記をしていないとローンを返済したことにはならないため、こちらも重要な登記手続きです。

 

登記手続きの流れ

売買契約が成立したら契約書に記載されている引き渡し日に物件の引き渡しを行います。
登記の手続きは、引き渡しと不動産の決済を行う日に行われます。

所有権の移転は登記をしてはじめて成立するため、決済と登記で時間差があると二重で売却がされるなどトラブルがおこる可能性があります。
これを防ぐためにも、不動産会社が調整をして登記と実際の引き渡しを揃えているのです。

不動産登記に関しては、すべて自分で手続きをすることもできます。しかし複雑な手続きになるので、基本的には不動産の登記や取引の専門家である司法書士に委託するのが確実です。

必要書類を整え、決済と物件の引き渡しを行う日に管轄の法務局へ提出します。
売買契約を結んでから引き渡しまでは、1ヶ月程度の期間を空けるのが一般的であり、この間に必要書類の作成を済ませておくとスムーズです。

 

登記手続きに必要な書類

登記手続きには、下記の書類が必要です。

・対象となる物件の「登記識別情報通知」または「登記済権利証」

・売買契約書

・固定資産税評価証明書

・印鑑証明書

・住民票(登記の住所と現住所が異なる場合)

・本人確認書類

・司法書士への委任状

・(住宅ローンを組んで家を所有していた場合)抵当権の抹消書面

 

 

登記は複雑な手続きとなるため、不動産会社や司法書士に相談しながら慎重に進めましょう。

 

不動産の売却には、さまざまな専門知識が必要になります。
不動産のプロにお早めにご相談いただけると、よりスムーズに良い条件での売却が可能です。
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